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第5世代のポケモンを追加しました。 「極上パロディウス」の自機、マンボウについては、 ネオラントから完全に差し替えて問題ないかなと判断しましたが、気になるようでしたらご自由に戻してください。 -- (管理人) 2010-10-09 13 09 34 ゴーレムはジバコイルでどうかな? -- (名無しさん) 2010-12-09 19 56 22 トゲピー:ウパ ピンプク:ルパ -- (ももっち) 2011-11-24 18 01 56 ブニャット:猫戦艦 -- (AKODON。) 2011-11-24 18 04 54 「実況おしゃべりパロディウス」の自機はミケはエネコロロ ランはペルシアンでどうかな? -- (まっつー) 2011-11-24 18 12 07 グラディウス案 レシラム:ビックバイパー ゼクロム:メタリオン -- (柔道大好き) 2012-07-13 18 09 15 草案 グラディウス コイル:チルド マルマイン:ザブ モロバレル:アイアンメイデン モジャンボ:触手 努力値は耐久型に降ること ダブラン:アメーバー 上記と同様 ランクルス:核細胞 上記と同様 -- (ユリス) 2013-04-18 17 00 20 草案 ソーラーアサルト 〈自機〉 ゼクロム:アルピニア -- (ユリス) 2013-05-13 21 00 31 草案 フラージェス:ちちびんたリカ -- (ジェットX) 2014-02-11 15 10 49 草案 ソーラーアサルト 〈ボス〉 ガチゴラス:名称不明 デスカーン:名称不明 実況おしゃべりパロディウス 〈自機〉 ピッピorフラエッテ:スゥ ピクシー:メミム セクシーパロディウス 〈自機〉 デリバードorエンペルト:イワン トビーは色違い推奨 -- (ユリス) 2014-08-11 18 24 21 草案 色違いブーピッグ:大天使ガブリエル -- (名無しさん) 2014-09-29 19 16 20 草案 グラディウスジェネレーション 〈自機〉 ラティオス:タイプ-A ラティアス:タイプ-B フライゴン:タイプ-C ゲノセクト:タイプ-D -- (ユリス) 2014-10-01 07 10 38 案を出さずに登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除。 -- (名無しさん) 2017-09-12 06 37 46 草案 グラディウスリバース <自機> ブラックキュレム:スペース・ファイター -- (ユリス) 2017-09-12 18 21 02 草案 オトメディウス ハリテヤマ:マドカ マードックバイパー:パチリス イメージから。 -- (シャーロ) 2019-10-13 20 24 17 草案 オトメディウス 色違いキルリア:亜乃亜 トゲキッスorレシラムorクワガノン:ビックバイパー クチート:エリュー 色違いトゲキッスor色違いレシラムor色違いクワガノン:ロードブリティッシュ 色違いバシャーモ:エモン ゴビット:クセルバイパー ミミロップ:ジオール 色違いラティオス:セレニティバイパー サマヨール:ティタ 色違いコイルor色違いレジスチル:ビッグコアエグザミナ -- (ユリス) 2019-10-13 21 00 50 草案 オトメディウス パチリス:マドカ 色違いポリゴン2:マードックバイパー -- (シャーロ) 2020-12-08 20 45 40
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今日 - 合計 - 実況おしゃべりパロディウスの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時09分21秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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パロディウス ~タコは地球を救う~ / Parodius コナミ 1988年4月28日 MSX グラディウスシリーズのパロディー作品のSTG パロディウスのシリーズ1作目、ふざけた雰囲気とは裏腹にちゃんとSTGしている 移植 コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3 コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック パロディウスポータブル?? WiiのVCや携帯アプリで配信された 関連 がんばれゴエモン?? けっきょく南極大冒険?? 魔城伝説 続編 パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ パロディウス(MSX版)
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セクシーパロディウス かおり その他画像 攻撃方法 語録 備考 最終面の奥で寝そべっているボス。彼女と戦う、というのは少し語弊があるかもしれないが撃破不可。 彼女のかけている毛布の中を伝って逃げていたタコを、寝返りをうって踏み潰す役である。 全裸・・・ -- 名無しくん(20代です) (2013-12-11 07 02 37) 名前 コメント
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パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ / Parodius Da! -Shinwa kara Owarai e- コナミ 1990年 AC パロディウス ~タコは地球を救う~の続編、パロディスのシリーズ2作目のSTG 「ちちびんたリカ」の腰フリダンスは必見 移植 FC.SFC.GB.PCE.X68k等にされた FC版は「パロディウスだ!」と言う名前で「ちちびんたリカ」さんが「ミス・ミシタリーナ」と言うキャラクターに差し替えられている コナミGBコレクション VOL.4 極上パロディウスだ! DELUXE PACK パロディウス ポータブル 関連 ツインビー 今作で参戦している グラディウスシリーズ 続編 極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~
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極上パロディウスだ! DELUXE PACK コナミ 1994年12月3日 PS パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ 2つのSTGを纏めたセット物 同ソフトはSSでも発売された 関連 グラディウス DELUXE PACK 沙羅曼蛇 DELUXE PACK PLUS パロディウス ポータブル グラディウスシリーズ
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パロディウス ~タコは地球を救う~ 【ぱろでぃうす たこはちきゅうをすくう】 ジャンル シューティング 対応機種 MSX メディア 1Mbitロムカセット 発売元・開発元 コナミ 発売日 1988年4月28日 定価 5,800円 プレイ人数 1~2人 レーティング Wii/WiiU CERO A(全年齢対象)(*1) 配信 WiiVC 2010年1月12日(配信終了)/800Wiiポイント WiiUVC 2013年12月25日/762円(税別) EGG 2014年4月11日/月額500円+コンテンツ購入550円(税込) 備考 ・移植版はいずれも他作品とまとめて収録・WiiVC・WiiUVCは配信終了 判定 良作 バカゲー ポイント 知る人ぞ知る……もとい本当に知ってる人が少ないパロディウスシリーズ初作品シリーズお馴染みのギャグ要素・ゲームシステムはこの作品でほぼ確立すべてのギャグ要素がコテコテの関西ノリ グラディウスシリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植版 余談 わては、バグだけは のこしたらあかんのや。時としてバグは、どないなもんよりも つろう、悲しい。せやかて、バグこそがあたらしい プログラムを食いつぶしてしまいよんねんから。タコの日記より(*2) 概要 『パロディウスシリーズ』の元祖であり『グラディウス』の自社パロディでもある、MSX版で発売された横スクロールシューティング。 MSX版『グラディウス2』をベースに当時のコナミ作品のキャラクターや『ツインビー』シリーズのベルシステム、さらには様々なパロディ要素を取り入れたギャグ満載のシューティングとなっている。 元々は「MSX版『沙羅曼蛇』開発の合間に冗談のつもりで製品に入れられないようなゲームを気分転換に作っていた作品」(*3)であり、それをそのまま1本のゲームとして販売したのが本作である。 ストーリー わては タコだす。わてのしごとは『夢と希望プログラマー』だす。 宇宙を旅しながら いろんな星の人に『夢』ちゅーもんを あたえとりまんのだす。 わての宿敵は『バグ』いうねん。 一生けんめいプログラミングしてこさえた わての夢を 平気で食いつぶしよる。 ほんま 許されへんやっちゃ! そのバグが どうやら小惑星帯に本拠地をかまえ、地球人の夢をうばっとるらしい。 そういうたら最近の地球人のプッツン! あれはどない考えてもバグの仕業やで。 そないなわけで、わてをふくめた5人のスペースファイターが地球人の夢をとりもどすため 小惑星帯に向けて、飛び立ったんや。 このゲーム あんまし マジメに せんほうがええで。(*4) (※ デモ画面より抜粋) 特徴 基となるシステムはUIも含めてMSX版『グラディウス2』がベース。 「カプセルを回収してパワーアップ」の部分も含めて操作性とパワーアップする武器はすべて同じ。 『グラディウス2』ベースとは言え武器の追加システムは存在しない。代わりに一部武器の性能が後述するパワーアップ「特大」に割り当てられている。 本作に登場するゲージとパワーアップは下記の通り。名称の関係でかなり分かりづらいが、「何~やそれ!」を除き基本は『グラディウス2』の初期ゲージとほぼ同一。 パワーアップ名 『グラ2』での名称 パワーアップ効果 速うなんで! SPEED 自機の移動スピードが速くなる。『グラディウス2』と違いスピードの数値は確認できない。 ミサイルや! MISSILE 斜め下方向に地を這うミサイルが撃てるようになる。 上付ダブル? DOUBLE 前方と斜め上のショットが同時発射されるようになる。「多い日も安心」と併用不可。 多い日も安心 LASER ショットに代わりレーザーを撃てるようになる。「上付ダブル?」と併用不可。 分身の術や! OPTION オプションをつけることができる。最大2個まで。 何~やそれ! (なし) 取得したと同時に警告音が鳴り、取得していた武器がすべて没収される。 バ~リアッ! FORCE FILED 自機前方にバリアを展開する。バリアのグラフィックは選んだキャラクターによって変化するが、効果はすべて同一。 ステージは全6面構成のループ方式。 エンディングを迎えるとそのまま2周目が始まる。なお、『グラディウス2』と違い、折り返しルートは存在しない。 通常ステージを進行中に、ある場所に到達することで突入できる隠しステージ「エキストラステージ」も存在する。 全3面で通常ステージのどこかに入り口が隠されている。 ステージは『グラディウス』のストーンヘンジがベースで、破壊可能な石の色がステージによって違う。 MSX版においては『グラディウス』『グラディウス2』でも似たようなエキストラステージが存在しており、突入方法も同じであるため、MSX版のグラディウスシリーズでは恒例となっている。(*5) 過去作と違い、ステージ終盤に専用のボスが現れるようになった。 追加パワーアップ 本作では『グラディウス』には無い独自のゲームシステムが採用されている。 原作のゲージシステムをパワーアップ「並」として扱い、その上で(本作においては)上位に値する「大」と「特大」(*6)が追加された。 また、これらの要素は後作でもある『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』(以下、『パロディウスだ!』)に一部変更を加えて採用されている。 パワーアップ「大」 別名「ロシアン・ルーレット」。後作のルーレットカプセルにあたる。 通常の赤カプセルと同じ外見のアイテムとしてステージ内に配置されており、取得するとゲージが高速回転する。 ゲージを止めるまでは通常のカプセルの取得は無効となる。 本作は『パロディウスだ!』以降の仕様とは違い、空のゲージでも止められるようになっている(*7)。 パワーアップ「特大」 ゲーム中に一定の確率でパワーアップカプセルの代わりに『ツインビー』シリーズのベルが登場する。 『パロディウスだ!』以降の同名のシステムや原作のベルシステムと違い、ベルの効果や挙動が大きく違う。 『パロディウスだ!』や『ツインビー』の「何度か当てる事で色が黄色以外の色になる」ではなく、ショットを当てるごとに色が変わる。 また、ベルを当てたあとの反動も『パロディウスだ!』以降と比べると大きい。 ベルの効果は下記の通り。いずれの効果も黄色を除き取得後即発動かつ一定時間のみ有効となる。 ベルの色 効果名 ベルの効果 黄色 (効果名なし) 画面内にいる敵が全滅する。(※ 一部敵・ボスは除く)『グラディウス』シリーズの青カプセルと同じ効果。 白色 ヨコワープ 画面を横切ってワープすることができる。 淡い緑 タテワープ 縦方向にワープできるようになる。 水色 時間よ止まれ! 敵の動きが完全に止まる。 紫色 菊一文字や! 画面内に1つ爆弾を設置できるようになる。その爆弾と同じ高さに到達した敵が消滅する。『パロディウスだ!』にも同一名称のベルパワーがあるが仕様が全く違う。 水色 いたずらドリル 自機がドリルになり、敵・敵弾・一部の破壊可能な地形(つぶつぶ石)を破壊できる、言わば無敵状態となる。『パロディウスだ!』の巨大化に似た効果だが、ショットが撃てたり他のベルが取れたり破壊不可能な障害物に当たるとミス扱いになるなどの違いがある。 緑色 上向レーザ 通常の武器と同時に上方に拡散するレーザーが発射される。『グラディウス2』のアップレーザー#2と同じ武装だが、こちらは上付きダブル(ダブル)と併用が可能。 赤色 前向レーザ ショット攻撃が拡散レーザーになる。『グラディウス2』のベクトルレーザーと同じ。 その他の独自システム 難易度セレクト MSX版の『グラディウス』シリーズでは初となる難易度セレクトが追加された。タイトル画面で選択することができる。 難易度は「1人で らくしょうパターン!」「2人で らくしょうパターン!」と、「1人で じごくを見る」「2人で 思わず しんけんになる!」の2種類。 「らくしょうパターン!」はノーマルな難易度。「楽勝」と書いているが、過去のMSX版『グラディウス』に匹敵するほどの難易度。つまり十分難しい。 「じごくを見る」「思わず しんけんになる!」はハードモードで、敵の攻撃が「らくしょうパターン!」よりも激しくなる。 プレイヤーセレクト 本作はプレイヤーセレクトが採用されており、ゲーム開始前に好きなキャラクターを選ぶことが可能。 キャラクターは「タコ」「ペンギン(*8)」「ゴエモン」「ポポロン」「ビッグバイパー(*9)」から選択可能。 出典は本作オリジナルであるタコを除き左から『夢大陸アドベンチャー』『がんばれゴエモン』『魔城伝説』『グラディウス』。 どのキャラクターを選んでもパワーアップは同じで、性能差は存在しない。プレイヤー、カプセル、オプション、バリア、死亡時のグラフィックがキャラクターごとに違うのみ。 特殊カプセル パワーアップカプセルとルーレットカプセル以外にも特殊なカプセルが出現することがある。いずれもエキストラステージ限定で、通常ステージで出現することはない。 カプセルの色 カプセルの効果 黄色 スコアを獲得できる。初獲得時は100点だが、一定時間内にカプセルを取得し続けると獲得スコアが段階的にアップする。最大1個獲得ごとに10000点まで上がる。また、場所によっては画面内に存在する限り無限に獲得できるカプセルが存在する。 緑色 1UP。獲得した時点で残機が1機増える。最大99機まで獲得が可能。 青色 「下付ダブル」という特殊な武装が追加される。通常のダブルとは違いレーザーと併用が可能。『グラディウス』シリーズの青色カプセルは敵を全滅する効果だったが、本作において同じ効果はパワーアップ「特大」の黄色ベルに割り当てられている。 白色 「いたずらドリル」に変化する。パワーアップ「特大」の水色ベルパワーと同じ効果。 評価点 原作の『グラディウス』とは全く違った可能性を引き出した「ギャグシューティング」というジャンルの確立。 本作はこれまでの『グラディウス』シリーズにあったようなSF重視の世界観とは全く違い、過去作になかったようなポップな世界観に振り切るという大胆な路線変更を行っている。 「ポップな世界観のシューティング」自体はいくつか存在しており、それこそコナミ自身も『ツインビー』を制作していたのだが、本作はギャグとユーモア、さらにはパロディをふんだんに取り入れることで『ツインビー』との差別化に成功している。 結果、他のシューティングとは一風変わった新たなジャンルの開拓に成功した。 この成功は『パロディウス』シリーズとして続いていくこととなる。 ギャグ要素に恥じないグラフィック MSX版『グラディウス2』や『沙羅曼蛇』で高い評価を得ていたデザイナーによるグラフィックの作り込みは、ファミコンよりも制限の厳しいMSXとは思えない程美しいグラフィックが書き込まれている。 本作はギャグやパロディなどといった要素をふんだんに取り込んでいる事もあり、グラフィック面でも力を入れておりプレイヤーに笑いを誘う。 その中でも本作の爆発アニメーションは文字が1文字ずつアニメーションするグラフィックとなっており、その文字は「ほ」「ん」「げ」「ー」、「ど」「し」「ぇ」「ー」、「ぼ」「ん」「ぶ」「!」などと敵や自機によって違う。 ちなみに雑魚敵の爆発アニメーションは「ひ」「で」「ぶ」「!」。どこかで見たことあるような台詞ではあるが、本作はその辺りを気にし始めるとキリがない。 SCC音源を使用した良質なクラシックアレンジBGM 本作のBGMはほぼすべてクラシック楽曲のアレンジを採用している。 コナミが独自に開発した波形メモリ音源「SCC」で奏でる本作のクラシック音楽をベースとしたBGMは、他のMSX作品にはない独自の雰囲気を出している。 ただのクラシック音楽の演奏に終わらずコナミのサウンドスタッフによるアレンジが加えられ、本作の独自の雰囲気に合わせた楽曲が制作された。 これらの音源がファンを魅了し、本作の評価を大きく上げることになった。 全てにおいておふざけ全開にもかかわらず、シューティングゲームとしての完成度は高め。 本作はただのギャグ要素満載のシューティングで終わらず、シューティングゲームとしてもしっかりと作りこまれている。 攻略パターンの構築やスコア稼ぎなどの『グラディウス』おなじみのやりこみ要素も健在。 『グラディウス』をベースにしつつ、パワーアップ「大」「特大」と言った独自要素を上手く取り入れ、ゲームの完成度を高めている。 また、ステージ中のギミックも『グラディウス』には無かったいかにも本作らしいギミックを取り入れており、高い評価に繋がっている。 ただし、これらのギミック要素が全て受け入れられたわけではない。これに関しては後述。 賛否両論点 人を選ぶギャグ要素 本作のギャグ要素はデモ画面の語りやキャラクターのセリフ、そしてゲージまでありとあらゆるところに関西弁が使われており、雰囲気が完全に関西ノリになっている。 『パロディウスだ!』以降の作品もギャグ要素が関西ノリに近いのだが、ここまで関西要素が強い作品はシリーズ中でも本作ぐらい。 また、グラフィック・テキスト面に関しても人を選ぶギャグ要素が存在する。 「上付きダブル」や「多い日も安心」などと言ったテキストや、う○この形……もといそのままう○この敵キャラなど、下ネタ要素も普通に現れるため人を選ぶ。 その中でも6面の中ボスはかなり人を選ぶデザインとなっている。 6面中ボスは「オーガンズ」と呼ばれており、『グラディウス』のラスボスである「ゼロス・ブレイン」のパロディ。 「ゼロス・ブレイン」はいわば人体の脳をモチーフにしたデザインなのだが、「オーガンズ」はその逆側にある心臓から下の消化器をモチーフにしたデザインとなっている。 元ネタが脳をそのまま露出したデザインになっているためこの時点で人を選ぶのだが、「オーガンズ」はそれに匹敵するレベルでのデザインとなっている。 しかもなぜかこの「オーガンズ」のデザインだけグラフィックの書き込みが細かい。そのため、他の敵キャラとは比べものにならない程のグロさが出ており、かなり人を選ぶ。 もっとも、配色の関係や主人公の姿、そして続編の『パロディウスだ!』以降のラスボスのイメージも相まって「タコに見えなくも無い」のがある意味救いではあるが。 初見殺し多めのステージギミック 本作はMSX版やAC版の『グラディウス』シリーズと比べると、「初見では攻略が難しい」要素が多く存在する。 2面や3面の中ボス、エキストラステージのボスの攻撃(*10)、4面の迷宮ステージの構成といった「事前にわかっていないとあっさり死ぬ」箇所が多く、特に賛否両論が多いのが6面のボス前の地形。 6面の終盤にプレイヤーが一切通れない柱が現れ、破壊箇所が一切無く何もしないとスクロールで死んでしまうというもの。 回避方法はベルパワーの「ヨコワープ」を使うのみで、これ以外の手段はない。つまり障害物がプレイヤーに近づくまでに「ヨコワープ」を取得していないと死亡確定。 そのタイミングでベルが現れるのだが、このベルを逃すか「ヨコワープ」以外のパワー(*11)の取得を行った時点で死亡が確定するという理不尽極まりない構成となってしまっている。 ただ、MSXの『グラディウス』シリーズには、似たような巨大な壁を一発限りの超強力ミサイルで粉砕する(アイテム取得に失敗したり、先に撃ってしまうと通常武器で3連シャッターを速攻撃破する必要があるためほぼ死亡確定)とか、特定のアイテムを取っていないとバッドエンドとか、関連作品のカートリッジを同時に挿していないとバッドエンドと言った要素があるため、これも恒例のギミックと言えなくも無い。 問題点 カクカクスクロール スクロールの挙動がスムーズなスクロールではなく「一定時間ごとに8ドット一気に進む」というカクカクスクロールになっている。 MSXにはスクロール機能が無かったため、仕方ないとも言える。(*12) 「原作を遊んでいる」前提のゲーム設計 本作は原作である『グラディウス』を遊んでいる前提でゲームが設計されている。 元々『グラディウス』シリーズの作品であり、本作はそのシリーズパロディなので遊ぶ上での事前知識が必要なのは当たり前ではあるのだが、ゲージのUIが『グラディウス2』の流用のためゲージシステムはかなりわかりづらい。 これは『グラディウス2』にも同じことが言える要素なのだが、本作はパワーアップ名がすべてふざけた名前となっている。初めてプレイするプレイヤーにとっては何を選べばいいか全くわからない。 その中でもハズレである「何~やそれ!」はルーレットの取得に関係なく選ぶ事ができるため、何も知らないまま選んでしまった時ほど理不尽さを感じやすい。 一応パワーアップの説明は説明書に書いてあるが、そもそも選択しているゲージ以外は名前が表示されていないため、『グラディウス』シリーズを遊んでいない人ほどわかりづらい(*13)。 意味を成していないキャラクターセレクト要素 前述した通りキャラクターセレクト機能が実装されているものの、見た目以外が変わらないため意味のない代物となっている。 またエンディングは固有のため、キャラクター別のエンディングも存在しない。 後作の「選んだキャラクターによって性能差が激しい」という問題こそ発生しない仕様なのだが、これはこれで味気がない。 本作の1ヶ月前に稼働したAC版『グラディウスII -GOFERの野望-』では、キャラクターセレクトではないものの、自機の武装を選択できる機能があったため尚更問題を感じやすい。 効果の薄い、もしくはほぼ意味がない一部ベルパワー 本作はまだ『パロディウスだ!』以降のようなベルパワーが確立する前のシステムだったため、荒削りな部分が多い。 全ての効果で言える事だが、『パロディウスだ!』以降のベルパワーと比べるとあまり役立つことがない。 例えば「上向きレーザー」は上に拡散していくレーザーなのだが、そのレーザーの横が障害物に当たると消滅する。これは『グラディウス2』の同一の武装でも同じ問題を抱えており、それをそのまま流用したためベルパワーとしてはあまり役立っていない。 その中でも役に立たないどころかほぼ使えないのが「タテワープ」と「ヨコワープ」の2種類。 前述の通り画面端を移動できる代物なのだが、どちらも攻略上役に立つ事は一切無い。 クリアに必要な場面がある「ヨコワープ」はともかく、「タテワープ」はステージ全体で上下に障害物があるため役立つ場面が一切無い。 4面の迷宮面で明らかにタテワープが必要な場所が存在するのだが、そこは「タテワープ」が無くても移動することができる。 完全運ゲーの2面ボス 初見殺し要素が多い本作だが、それとはまた違ったベクトルの要素が2面のボスに取り入れられており、それがいろんな意味で理不尽な要素となっている。 2面のボスは「ジャンケンポン」。巨大な左手の形をした戦艦の姿をしている。 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に出てくる「クレイジーハンド」を機械化したようなものと説明すればわかりやすい……かもしれない。 ボス戦の直前に「グー」「チョキ」「パー」が置かれた細い分かれ道があり、プレイヤーはこの3つのいずれか1つを必ず取ることになる。 ヨコワープで回避はできるが、その時点で負けが確定する。 そしてボスが現れると、名前の通りじゃんけんが行われる。「じゃんけんぽん!」というセリフとともに、ボスが「グー」「チョキ」「パー」のいずれかに変形する。 プレイヤーが勝てばボスがそのまま自爆しクリア。引き分けはそのままボス戦に入る。 なお、引き分けのボス戦は相手が出した手の形のまま攻撃を始める。 このボスでの大きな問題点になっているのは負けた際の演出。 じゃんけんイベントでプレイヤーが負けると、なんとステージの最初へ強制的に戻される。 負けが確定した時点で有無を言わさず2面の最初へ戻されることとなり、回避手段は一切存在しない。 1/3でやり直しを強いられるイベントが発生するこのボス戦だがじゃんけんは完全にランダムとなっており、補正は一切存在しない。 つまりステージ中の実績で勝ち負けが確定するようなことは一切ない。 当然負け続けることによる補正もなく、運が悪いと延々とやり直しを繰り返される。(*14) 『グラディウス』シリーズには無かった奇抜なステージギミックが多く実装されている本作だが、このボスだけは圧倒的に不評。 総評 「開発陣のストレス解消」が目的として作られた作品を1本のゲームとしてリリースした時点でギャグでしかない本作ではあるが、その経緯からは想像できない程クオリティが高く面白いゲームとして仕上がっており、「ギャグシューティング」の名に恥じず、かつコナミ製のシューティングとしてもユーザーが満足できるクオリティとなっている。 パロディウスシリーズにおいて『パロディウスだ!』以降しか知らないユーザーも十分楽しめる逸品となっているので、機会があれば是非とも遊んで欲しい。 移植版 知名度の関係もあり、販売から初移植までおおよそ10年近くかかるほど移植に恵まれなかった本作だが、2022年現在では移植は多数存在する。 PS版「コナミアンティークス MSXコレクション Vol.3」 / SS版「コナミアンティークス MSXコレクション ウルトラパック」 いずれもコナミMSX作品のオムニバス集の1本として収録。エミュレートであるためか移植度は高い。 SS版は生産数が少なくあまり出回らなかったのと、PS版はシリーズ中唯一ゲームアーカイブス化されていないので、中古価格はプレミア化している。 PSP版『パロディウスPORTABLE』 『パロディウスだ!』『極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~』『実況おしゃべりパロディウス ~forever with me~』『セクシーパロディウス』に加えて本作も収録。 ただし本作のみ移植ではなくリファイン版が収録されている。 グラフィックを大幅に変更、アレンジ音楽の採用、フレームレートの向上などが行われている。 本作の問題点であったカクカクスクロールが無くなってスムーズなスクロールとなり遊びやすくなっている。 一方で、爆発が文字ではなく通常の爆発エフェクトになっていたり(*15)、ゲームオーバーBGMの未採用やアレンジ音楽の完成度が低いという点で賛否がある。 こちらも現在は通常版・廉価版共にプレミア化している。 Wii/WiiUバーチャルコンソール(VC)版 MSX版のVCコンテンツの1つとして登場。エミュレートのため再現度は完璧。 ただしエミュレートであるが故に、操作性がそのまま再現かつ中断機能以外のVCに合わせた調整がなく、コンティニューや裏技の入力はUSBキーボードが必須(*16)となる。 また、任天堂機器においては現行機種のSwitchに対応していない。現在はWii版VC、WiiU版VC共に配信終了となっている。 Project EGG版 VC版と同じくエミュレート版。月額制のコンテンツではあるものの、唯一WindowsPCで遊べる移植版となる。 余談 本作は元々PC-88版『スナッチャー』の開発延期の間に制作されたもので、開発期間はおおよそ1ヶ月とされている。 そのため、制作時間の節約としてBGMがすべてクラシックアレンジになったとされる。 グラフィックでもペンギンが『グラディウス2』の隠し要素のデザインの使い回し(*17)だったり、ビッグバイパーがMSX版『沙羅曼蛇』と『グラディウス』2作のデザインの使い回しだったりと流用も目立つ。 プレイヤーセレクトやベルパワー部分の粗さはここに起因しているのかもしれない。 本作は『コナミのゲームを10倍楽しむカートリッジ』に対応している。 このカートリッジはいわば公式のゲーム改造ツールで、対応しているゲームと共に使用すると改造や途中セーブを行う事ができる。 本作では残機の設定やステージセレクト、途中セーブが可能となっている。これにより2面のジャンケンも直前でセーブしておけば何度でもクリアまで再チャレンジできる。 本作が大ヒット……というより大ウケしたのか、続編となる『パロディウスだ!』が制作されることとなる。 本作も含め、立ち位置的にはグラディウスシリーズの1つであったのだが、『パロディウスだ!』もまた大ヒットすることとなり、『パロディウス』シリーズとして展開されることとなる。 移植の恵まれなさや『パロディウスだ!』があまりにも有名になりすぎたためか、「(『パロディウスPORTABLE』やWii/WiiUのVC等の)移植作品や動画サイトを見て初めて本作の存在を知った」という話は少なくはない。 本作で出てきた要素は後作の『パロディウス』シリーズにアレンジされて引き継がれている。 1面ボスの「ビッグペンギン」や4面中ボスの「クチビール」&「イレババ」。5面の墓場面、中ボスやボス戦の一部BGM等の要素は後の『パロディウスだ!』にアレンジされて再登場している。 よく勘違いされる話としては『パロディウスだ!』は本作のアレンジもしくはリメイクではないということ。 実際に遊べばわかるのだが、『パロディウスだ!』は本作の要素が多く取り入れられているとは言え、ゲーム全体の構成や雰囲気が全く違う。 家庭用版の『パロディウスだ!』のストーリーは本作のバグとの戦いの後の設定となっているため、話は繋がっており、続編扱いとなる。 本作のゲージ名は『実況おしゃべりパロディウス』の実況音声の台詞として採用されている。 レーザーを取得すると「多い日も安心」、バリアを取得すると「バ~リアッ!」の台詞がランダムで発生する。 6面終盤の通行不可ギミックは後作である『セクシーパロディウス』にも出現する。 こちらは本作と比べると回避手段が多数用意されているため、攻略自体は難しくない。ただし強制的なランク上げにはなっているが……。 3面のBGMはGB版『パロディウスだ!』のオリジナルステージの氷面で「Frozen Symphony」という曲名でアレンジ収録されている。 本作はやけに当時のテレビの番組やCMのネタが多い。 サブタイトルの「タコは地球を救う」は日本テレビ系の番組「24時間テレビ ~愛は地球を救う~」が元ネタとなっており、パワーダウンゲージの「何~やそれ!」はフジテレビ系のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」のコントが元ネタ。 レーザーゲージの「多い日も安心」はエリエールの「ロリエ」、タコを選んだ際のカプセルの缶らしきアイテムは当時販売されていた「タコボーイ」というタコっぽい顔をしたキャラクターが目印の缶チューハイ「サントリータコハイ」、1面のボスのペンギンが投げていた缶ビールは当時「パピプペンギンズ」という青いペンギンが採用されていた「サントリーCANビール」(*18)がそれぞれ放送されていたCMが元ネタとなる。 本作のサントラはオリジナル版の「ORIGINAL SOUND OF パロディウス(MSX VERSION)」、カップリング作品の「レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムBOX~」に収録されている。 また「ミュージック フロム コナミアーケードシューティング」に早期購入特典として同梱されていた。 いずれも現在は入手不可。中古価格はすべてプレミア化している。
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パロディウス タコは地球を救う ゲーム概要 コナミの代表作シューティング「グラディウス」のパロディ作品シリーズ第一弾。 しかし元々はMSXで発表された為、非常にマイナーである。 アーケードでリリースして知名度を上げた『パロディウスだ!』が元祖と誤認される事も多い。 現在はPSの「コナミアンティークスMSXコレクション Vol.3」。SSの「コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック」。コナミネットDXのiアプリ(FOMA90xシリーズ)の移植などでプレイ可能。 また2007年に発売予定のPSP版「パロディウスポータブル」にも登場する予定。 ボスの中には、ジャンケンをして、勝てば自爆するが、負けた場合はステージの前まで戻されるという物も居る。 メイズ その他画像 攻撃方法 クッキーを飛ばす。 体当たりする。 二人で挟み撃ちにする。 語録 「あらっ」 備考 4面ボス。メイドおばさん。 画像では一人しか居ないように見えるが、実際はもう一人「メイズ」が居て、二人の「メイズ」に挟み撃ちされる。 名前 コメント
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極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~ / Gokujō Parodius! ~Kako no Eikō o Motomete~ コナミ 1994年4月26日 AC STGゲーム、パロディウスシリーズの3作目 今作の「ちちびんたリカ」様は巨大化して出てきます 移植 極上パロディウス SFCにアレンジ移植された SFC限定の追加プレイヤーキャラもいる、 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん?? バイオミラクル ぼくってウパ?? が新規参戦 極上パロディウスだ! DELUXE PACK パロディウス ポータブル 関連 パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ 前作 実況おしゃべりパロディウス 次作 グラディウスシリーズ
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グラディウス ポータブル/パロディウス PORTABLE この項では『グラディウス ポータブル』と『パロディウス PORTABLE』の2作品をまとめて扱います(移植の方向性、評価点および問題点が似通っているため)。 GRADIUS PORTABLE 概要(G) 評価点(G) 問題点(G) 余談(G) パロディウス PORTABLE 概要(P) 評価点(P) 問題点(P) 余談(P) 総評 GRADIUS PORTABLE 【ぐらでぃうす ぽーたぶる】 ジャンル シューティング(オムニバス) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミ 開発元 Konami Software Shanghai 発売日 2006年2月9日 定価 4,980円(税別) 廉価版 コナミ・ザ・ベスト 2007年1月25日/2,800円(税別) 判定 なし ポイント 概ね良移植、一部残念な点が非常に目立つ グラディウスシリーズ 概要(G) コナミの名物シューティングシリーズ『グラディウス』シリーズの5作品を収録した作品。内訳は以下の通り。 『グラディウス』 『グラディウスII -GOFERの野望-』 『グラディウスIII -伝説から神話へ-』 『グラディウスIV -復活-』 『グラディウス外伝』 実際のところ、一部はセット移植の再移植となっているため、収録されているのはソフト3本分。 『I』『II』はPS版『グラディウス DELUXE PACK 』を、『III』『IV』はPS2版『グラディウスIII IV -復活の神話-』をベースにしている。 環境設定のオプション関連が非常に充実しており、「処理落ちのかかりやすさ」「当たり判定」「セミオートパワーアップ」「画面サイズの変更」といった特殊なものも全作に搭載されている。 後述する『実況パロ』からセーブ ロード機能が逆輸入された。セーブ時点での装備・スコアや残機を保持したまま直近のチェックポイントから再開できる。 誰でも1,000万点が達成できるようになるなどバランスを崩しかねないような強力機能なので、ご利用は自己責任で。 ギャラリーモード搭載。PS・PS2版のムービーの閲覧やサウンドテストが可能。 評価点(G) 細かい部分を除けば移植度は高い。 後述する問題点もあるものの、気軽に『グラディウス』シリーズ5作品を遊ぶことができるのは大きな魅力といえる。 セーブ ロード機能を含めた環境設定がユーザーフレンドリーな仕様となっており好評。 セーブ ロード機能は、単にいつでも中断できるというだけではなく、基本的にパターンゲーであるグラディウスシリーズにおいてパターン構築などの大きな助けになるという利点を持っている。初心者がグラディウスシリーズに触れるにはオススメである。 問題点(G) 基本的にPS・PS2版からの再移植という形になるため、PS・PS2版で抱えていた問題をそのまま受け継いでしまっている(とは言ってもこちらは大きな問題はない)。 また、PS・PS2版と比較しても移植度が劣っている部分が存在する。 + 移植度の問題 『グラディウスII』 ゲーム開始時の「Destroy them all!」のボイス削除 オプションハンターの出現タイミングが違う。例えば2面(エイリアン)冒頭で4つめのオプションを装備した場合は本来なら4面冒頭にハンターが出現するが、PSP版では中盤の逆火山地帯まで遅れている。 5面(モアイ)のBGMの変化がAC版より1ループ分早い。サウンドテストの同ステージBGMも仕様変更で通常版+怒り版と怒り版単独という、とても変な楽曲構成になっている。 同時収録のx68k版FM音源はほぼ従来通りだが、こちらの通常版も怒り版が入った本作仕様の構成に。 ゲーム性に直結する劣化は存在しない。 『グラディウスIII』 どの難易度でも当たり判定がAC版から修正されている(PS2版は難易度EASY以下のみ)(*1)。 オプション画面の背景が削除されてしまい真っ暗に。これは『IV』でも同様だが、こちらでは何故かステージセレクトのみ背景が残存している。 スコアアタックモードとHIT DISP(当たり判定表示モード)の削除。 当たり判定の修正により、攻略パターンが変化する箇所がある。おおむね難易度低下。 ビッグコアMrk.IIIの自爆までの時間が短い。原作だと俗に言う「うままうパターン」で反射レーザーを避けた後に画面下部の安置でしばらく待つと自爆といった具合だったが、本作では「うままうパターン」が終わった辺りで自爆する。PS2版EASY設定に相当する。 ヴァイフの口が開いている時間が長い。原作だと口の開いている時間が短かった事から速攻破壊が基本だったが、本作では撃破まである程度の猶予が設けられている。 『グラディウスIV』 これはハードの仕様上仕方が無いのだが、本作の元の解像度が512×384であるためにPSP(480×272)ではカバーしきれず、全体的に潰れた画面となっている。 何故かすべてのボイスや効果音が少し低い音になっている。 3面(泡)の背景の仕様がおかしい。同ステージへの突入時には何故かステージ道中の背景が空中戦と同じく宇宙で変わらず、ステージ内で復活するか途中セーブしたデータで再開しないと背景が変化しない。 他ほどゲーム性や演出には直結していないのが救いか。 『グラディウス外伝』 画面のフラッシュ演出に移植ミスがある。本来フェードイン・アウトや特定ポイントを中心に光る、などの演出がなされるのだが、それらが全て画面全体が真っ白になるというものになっている。 国内版のみのミスであり、海外版では修正されている。 頻繁に入手する青カプセルやボスの撃破演出など様々な場面で影響を見せるが、特に危険なのは3面道中の大型機の撃破時であり、地形や敵などがほとんど見えなくなってしまう。 PSPへの移植に伴い2P同時プレイが削除されてしまった。また、設定で処理落ちをオンにしていると元のPS版にはなかった処理落ちが発生するので、設定で処理落ちをオフにすることをおすすめする。 シリーズ中、一番の劣化移植と言っても差し支えない。 ギャラリーモードのグラディウスIII IVのオープニングムービーのうち、片方が半分ほどカットされてしまっている。 サウンドテストモードでループ設定にすると「一度フェードアウトし、頭から再生される」という謎の仕様となっている。 この仕様は本作のみの仕様となっており、以後のポータブルシリーズはちゃんとループするようになっている。 中断データをロードすると、ランキングや隠し要素の開放といった情報までもが中断時の状態に戻る。 古いデータや他の人の中断データでプレイする時は注意が必要。プレイ後に間違ってオプションデータを上書きしてしまうと悲惨なことに。 この仕様を逆手にとり、オプションデータ保存用の中断セーブを作ることで複数のオプションデータを共存させることは可能。 リセットコマンドでゲーム選択画面へ戻れるが、「プレイ中のゲームのタイトル画面に戻る」ということができない。 各作品のエンディングのスタッフロールは、AC版のスタッフロールが削除され、PSP移植版のスタッフに差し替えられている。 新たなスタッフロールが用意されること自体は問題ないのだが、AC版のスタッフロールが削除された事が問題視された。ちなみに、後に発売された『沙羅曼蛇 PORTABLE』ではAC版のエンディングがそのまま流れ、それとは別に移植版のスタッフロールが用意されている。 余談(G) 海外では『GRADIUS COLLECTION』として発売されたのだが、こちらでは上記の問題点の多くが解消されている。リージョンフリーなので日本の本体でも起動可能。海外のPS Storeではダウンロード版が販売されている。 海外版ではあるものの収録されているタイトルは何故か日本版のままであり、普通に平仮名漢字交じりのタイトルロゴまでそのままである(*2)。 ただし残っている不具合もいくつかある。また、多数の海外ゲーの例に漏れず決定とキャンセルの○と×が入れ替わっている点は要注意。 2023年現在では、作品によっては以下のようなソフトも出ている。これらはオリジナル版の忠実移植である為、該当タイトルだけが目的ならばこちらを選んだ方が楽しめる。 PS4/Switchの『アーケードアーカイブス』シリーズにて『グラディウス』『グラディウスII』『グラディウスIII』が配信。 PS4/Switch/One/Steamの『アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション』に『グラディウス』が収録。 『プレイステーション クラシック』に『グラディウス外伝』が収録。 パロディウス PORTABLE 【ぱろでぃうす ぽーたぶる】 ジャンル シューティング(オムニバス) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 Konami Software Shanghai 発売日 2007年1月25日 定価 3,980円(税別) 廉価版 コナミ・ザ・ベスト 2008年3月13日/2,800円(税別) 判定 なし ポイント 権利上の都合で多数のBGMが差し替えられた移植度もところどころ不満が グラディウスシリーズ 概要(P) グラディウスシリーズの派生作品に当たるパロディウスシリーズの5作品が収録された作品。内訳は以下の通り。 『パロディウス ~タコは地球を救う~』(MSX版を元にしたリファイン版。以下『初代』) 『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』(以下『だ!』) 『極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~』(以下『極パロ』) 『実況おしゃべりパロディウス ~forever with me~』(以下『実況パロ』) 『セクシーパロディウス』(以下『セクパロ』) 本作も基本的にはPS版からの再移植である。ただし『だ!』『極パロ』はPS版そのままではなく、どちらかというとSS版の仕様も取り込んでいる(PS版・SS版双方とも異なる点もある)。 基本的な特徴は『グラディウス ポータブル』(以下『グラP』)に準拠。違いとしては処理落ちの設定がより細かくなったこと、パロディウスシリーズの特徴であったランク上昇速度を半減させるオプションが追加されたこと。 中断セーブの仕様が改善され、スコア・キャラ・ステージ・装備以外の情報は現在のオプションデータの状態を上書きしないようになった。 BGMの大幅な差し替え。著作権が切れていない曲が使用されていたBGMが、一部を除いて変更されている。 + 詳細 『だ!』ステージ4(日本):「剣の舞」→「ハンガリー舞曲 第5番」 「ハンガリー舞曲 第5番」はSFC版で追加ステージのBGMとして使用されていた。 『極パロ』ステージ1(クレーン):「イン・ザ・ムード」→「藁の中の七面鳥」(*3) 『極パロ』ステージ3(お菓子)ボス:「マンボNo.5」→「おもちゃの兵隊の観兵式」(*4) 『実況パロ』ステージ1(ソウル):「ザッツ・ザ・ウェイ」→「BRILLIANT 2U」 どちらの曲も『DDR』シリーズに収録されたことがあり、そのつながりで選出されたものとみられる。 『実況パロ』おまけステージ2(サーキット):「P1-Grand Prinのテーマ」→「PARUTH」 冒頭で「TRUTH」が使用されているため。「P1-Grand Prinのテーマ」はかなりアップテンポな曲だが、「PARUTH」は曲調やテンポが「TRUTH」にかなり寄せられている。 『セクパロ』ステージ1(牧場):冒頭部分を差し替えた上で再アレンジ 冒頭で「北海道は、どこにある?ここにある!」が使用されていたため。それ以外は「アメリカン・パトロール」と「ケンタッキーの我が家」から変更なし。 『セクパロ』ステージ3A(竜宮)ボス:「マイム・マイム」→「コロブチカ」 オリジナル発売当時は民謡(=パブリックドメイン)と考えられていたものが、後に作曲者が1993年に没した人物だと判明した、という経緯がある。2015年に「マイムマイム」をカバーしたシンガーソングライターの柳生伸也氏は「JASRACに問い合わせても著作者が分からず、許可を得るのに大変苦労した」と語っており、本作の発売当時に著作者の許可を取ることはきわめて困難であったことが窺える。 冒頭はFC版『イー・アル・カンフー』のBGMから変更なし。 『セクパロ』ステージ4A(工場):「オリーブの首飾り」→「交響曲第40番」 本作で新規に書かれた曲ではなく、海外版で使用された曲。日本では1996年当時に発売されたサウンドトラックCDに収録されていた。 なお、『実況パロ』ステージ1(ソウル)ボスの「魅せられて」と、同作ステージ4(江戸)の「ダイアモンド・ヘッド」は、原作でJASRACの許諾を受けたうえで使用されたこともあってか、本作でもきっちり許可を取って収録されている。 前者は当時『pop n music 14 FEVER!』で版権曲として収録される関係で、版権を再取得し幸運にも生き延びた可能性が大きい。 評価点(P) 『グラP』同様、ユーザーフレンドリーな仕様は評価できる。 グラPの問題点のひとつであったサウンドテストのループについては改善されている。 中断セーブのオプションデータ問題が改善されたのも嬉しい。 デラックスパックからの移植作は新たに処理落ちの設定が可能になっている。 『実況パロ』のロード時間がPS1版の『forever with me』をベースにしてる為、短縮されてテンポが良くなった。 問題点(P) やはり移植度の問題。特にPS版収録作品に移植度の不満点が多い。 + 移植度の問題 『初代』 リファインモードが搭載されているのだが、『沙羅曼蛇 ポータブル』収録の『グラディウス2』はオリジナル/リファイン両方が収録されていたのに対してこちらはオリジナルが未収録となっている。 敵を撃破した時などの演出がごく普通のものとなってしまった(MSX版では嘘のような話だが「ひでぶ!」などと表示されていた)。 自機側には残っているが、何故かビッグパイパーの「ぼんぶ!」に統一されてしまっている。 なぜかゲームオーバーのBGMだけ、オリジナル版BGMがない。 『だ!』 これはPS版から抱えている問題なのだが、AC版よりもランクが上がりにくく、ランク上昇半減設定が無意味。 同じくPS版から抱えている問題として、黄色ベルを取得した時の得点が実際は表示よりもかなり高い。おかげでエクステンドが起こりやすく、難易度はACより抑えられている。 黄色ベルに限らず1,000点以上のスコア獲得の際、百の位以降が16進数として計算されている模様。本来100,000点のラスボスはなんと409,600点も入る。 ルーレットカプセルを取得した時の効果音が削除された。これは『極パロ』も同様。 さらに、PS版とは違い隠しステージが削除されてしまっている(隠しステージのないSS版をベースにしている為と思われ、コピーライトに1995年の表記も見られる)。 BGMは基本的にAC版準拠になっているものの、PS/SS版同様に1面ボス等の一部のBGMにおけるテンポアップ演出がカットされてしまった。これはアーケードを初出とする3作全てでの問題点でもある。 『極パロ』 PS版から抱えている問題。『だ!』とは逆にランク上昇率がやや高くなっている。撃ち返しが発生するまでには上がらないので大きな問題はない。 このタイトルのみ、サイズをオリジナルにしてもドットバイドット表示にならずに微妙にボケてしまう。 『グラP』同様、EDのスタッフロールがオリジナル版からPSP移植スタッフの物に差し替えられているが、スタッフロールの尺がEDと合わず、曲が終了する前にEDが終了してしまう。従ってEDの曲を最後まで聴くにはサウンドテストでしかない。これは『実況』も同様。 これは仕方ないが、SFC版限定だった追加キャラ(ゴエモン エビス丸・ドラキュラくん キッドドラキュラ・ウパ ルパ)はやはり使用できない。 この影響で、歴代プレイヤーキャラクターの中で唯一エビス丸のみ出演できないという事態になってしまった。 差し替え後のBGMについて。 「ザッツ・ザ・ウェイ」や一部で大人気の「マイムマイム」など、よりによって人気のある曲ばかりが差し替えられたため、一部のファンの怒りを買うこととなってしまった。多少価格が高くなってもいいからBGMは変えないで欲しかった、という声はちらほら聞かれる。 『だ!』4面の新曲は同作のBGMの特徴である「FM音源」「ドラム」を全く踏襲しておらず、明らかに他の曲と比較すると浮いてしまっている。 原曲自体はSFC版の追加ステージと同じなので、曲のチョイス自体が浮いているわけではないのだが、SFC版当時のアレンジはちゃんと他の曲と作風を合わせたアレンジだったため、それほど違和感はなかった。 サウンドテストに所々不満を感じる仕様がある。 カーソルが、方向キーを押してから離さないと動かないという不可解な仕様になっている。そのため、スクロールが遅い。 上記の通り、曲をループさせて連続で再生させることが出来るようになった(*5)…が、一部の曲の途中でループしてしまう曲が存在する。 例えば本作で差し替えられた『極パロ』のステージ1BGMなど。 この症状はゲームプレイ中には起こらない為、サウンドテストを担当したスタッフの設定ミスと思われる。 2人同時プレイの削除。 タイトル画面を放置すると2人プレイをしているデモが見られるのに、実際はプレイ出来ないので余計にタチが悪い。 一応2プレイヤー側で1人プレイする事は出来る。『実況パロ』では実況も変わる。 エンディングのスタッフロールも『グラP』同様差し替えである。 余談(P) CEROのレーティングはC区分(15歳以上対象)。アイコンは当然(?)セクシャルである。 かつてニコニコ動画の音MADの素材として、『セクパロ』1面の新曲が流行した。 本作発売当時は諸事情による差し替えが行われた背景もあり、この曲の評価も低かった。しかし音MADが流行しこの曲の知名度が上がり出すと、この曲自体にも「良曲」「中毒性が高い」等といった高評価がつくようになった。 パッケージイラストは『ツインビーPORTABLE』同様、キャラクターデザインを担当(『セクパロ』では企画も兼任)した、Shuzilow.HAこと濱川修二郎氏。こちらも当時とは画風が異なっている。おそらくは狙ってそういった風に描いているのかと思われるが、 ちちびんたリカの顔がなんとなく怖い。 総評 それぞれ5本もの作品を(当時)最新の携帯機向けに移植したという試み自体は評価されて然るべきものであるし、その移植度も十分及第点に到達している。 しかし、ところどころ粗が目立つのは事実であり「移植の再移植」という形となったために、今度こそAC版を忠実に移植して欲しいというファンの願いが叶えられることはなかった。 特に『だ!』に関してはAC版の難易度まで含めた完全移植が現在入手困難なX68000版のみであるという問題を抱えており、更に20年以上前のゲームである為に稼動しているゲーセンも少なく、現状では当時のままのものを遊ぶことが非常に困難になってしまっている。 M2に外注した結果、原典に非常に忠実な移植となった『沙羅曼蛇 PORTABLE』『ツインビー PORTABLE』の方が高い評価を受けているのは、内製であった『IV』とトレジャーに外注した『V』では後者の方が高い評価を受けたのを彷彿とさせるような皮肉な結果である。 とは言っても、そのユーザーフレンドリーな仕様は初心者にはうってつけ。 初めてグラディウス・パロディウスシリーズに触れるきっかけとしては決して悪くない作品である。